「酒蔵 SAKAGURA SAKE STORE」ロゴマークデザイン
韓国ソウルの江南に、国内初の日本酒専門店「酒蔵 SAKAGURA SAKE STORE」がオープンすることになり、ロゴデザインをお手伝いしました。取扱銘柄「稲里」の醸造元、磯蔵酒造様よりご紹介をいただいて実現しました。
酒蔵 SAKAGURA SAKE STORE
「酒蔵 SAKAGURA SAKE STORE」様は、韓国へ日本酒を輸出する会社を経営されておられた徐 吉平(ソウ・キルピョン)様が、満を持して母国にオープンされた日本酒専門店です。
韓国にも日本酒ファンは多いそうですが、その半、正しく日本酒を理解され取り扱う販売店はまだないことから、
「母国、韓国の人々に日本酒をもっと楽しんでいただきたい」と、“日本酒文化の伝道師”として自らが店頭に立つ事の出来る、日本酒専門店の開業を決意した
とのことです。
出店支援をされた磯蔵酒造様のブログに、詳しい紹介が掲載されていますのでご参照ください。
韓国初日本酒専門店開店! | 磯蔵酒造ブログ【蔵人日記】
酒蔵:SAKAGURA SAKE STORE
〒135-949 ソウル特別市江南区清潭洞7 1F
서울특별시 강남구 청담동 7 1F
대표 서 길평 135-949 Korea
日本国内連絡先
〒115-0055 東京都北区赤羽西1-38-18 アドレシア1101
Tel&Fax:03-6313-6296 mobile:090-9674-4015
kilpyung@y-winwin.co.jp
http://www.sakagura.co.kr/
Facebookページ
制作意図
ソウルの江南(カンナム)地区は、高級ブティックやブランドショップ、ITベンチャー企業が数多く入るオフィスビルなどが立ち並ぶ、ラグジュアリーな雰囲気の街です。そういった意識の高い方々が集まる街、海外の文化にも興味・感心がおありと思います。
そこにできる日本酒専門店に相応しいロゴとは。磯様のご依頼の中で、「日本古来の漢字と、日本酒の原材料である米」というテーマをいただきました。
お洒落で感度の高い街には、今風のアレンジをしたロゴがマッチするのかもしれません。ですがオーナー徐様の思い「正しい日本文化を伝える“日本酒文化の伝道師”としての専門店」を体現するには、昔からある日本らしい表現を使うことが正しいと私も思いました。
そこで、磯様のアイデアを元にロゴを起こしました。「酒蔵」の文字は、日本酒ラベルなどにもよく使われるタイプのひげ文字で書き起こしました。
「米」は、家紋の「稲紋」をヒントにしました。本来家紋は、家を識別するための紋章ですから、稲というだけで勝手に冠するのはおかしいことになります。そのため、様々な稲紋から要素を抽出し、「酒蔵」のための稲紋を描き起こしてみました。
韓国の方には文字として読めなくても、記号として日本らしい雰囲気を感じていただければと思います。しかしこうしてみると、家紋というのはとても完成されたピクトグラムだなぁと思います。
追記:
オープニングレセプションに参加
光栄なことに、オープニングレセプションにご招待をいただき、韓国まで行ってきました。当日の様子を写真で紹介します。(クリックで拡大します)
日本にいながら、海外で利用いただくデザイン制作に関われたことは、大変光栄に思います。お声がけくださった磯蔵酒造様、そしてご採用くださった酒蔵様、ありがとうございました。
磯蔵酒造様のブログにもレポートがあります。
祝開店!ソウル『酒蔵』 | 磯蔵酒造ブログ【蔵人日記】
この記事をご覧くださった方で、韓国にご友人がいらっしゃれば、ぜひ「ソウルの江南に、蔵元直送の日本酒が買える専門店ができたよ!」とおすすめいただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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